和歌山県・田辺市 一つ願いを叶えてくれる『一願寺』に行ってきました

一願寺へは国道311号線から、清姫茶屋のある交差点を左折して、道なりに5分程度のところにあります。

道路に面して「一願寺」という大きな看板が出ているので、すぐにわかりました。

一願寺の由来は、なんでも、遠州(静岡県)龍泉院 呂庵和尚 徒弟の道機和尚が、臨終の際に「一度に一つの願いは必ず叶えて進ぜよう。」とおっしゃったことが由来で、その和尚の好物だった酒とからしをお供えするのが習わしとなっているようです。

 

ここまで来たからには何としても願い事はかなえていただかないと。
ということで、そのお酒とからしが、境内に入る手前の「大内酒店」さんで売られているらしいので、立ち寄りました。

店内には、からしとお酒がセットになったお供え用の「一願酒」が数多く準備されてました。
はじめ、からしって黄色いからしだと思っていたので、お店のお母さんと、

「からしはどこですか?」

「お酒と一緒にありますよ。」

ケースを、がさがさ。

「からしはどこですか?」

「お酒と一緒にありますよ。」

の問答を数度。ようやく、鷹の爪がからしのことだとわかって納得。

こんなにたくさんのお酒お供えになって、和尚さんは毎日飲みすぎだろうなあ。今度来たときはウコンの力も一緒にお供えしてあげようと思いながら、一願酒を購入して、お願い事は何にしようと、わくわく、ドキドキしながら、駐車場へ行きます。

駐車場は広く、たくさんの参拝者が来られても大丈夫!

 

一願寺という名称で有名なお寺ですが、正式名称は福巖寺という臨済宗のお寺です。

本堂へは階段を上ります。スロープも用意されているので、足の弱いことも大丈夫!

お守りなどが売られてます。

本堂前にある鐘は撞いたらダメとのことで我慢。

本堂でお参りします。

そしていよいよ、一願地蔵の前へ。

お地蔵さんの前にお酒をお供えして。さあ、お願いをとなると、欲深いぼくは、しばし沈黙。
お地蔵さんに悟られないように、どっちにしようかな、やっぱりこれかな・・・と悩んでいるうちに、なんだかわけわからなくなって、結局わけわからなくなって、

「みんなが幸せになりますように。」と心の中でお願い事。

 

あー!「宝くじ当たりますように」にするべきだったとか、反省しながら下山です。

 

一つだけお願い事を叶えてくれる『一願寺』
ここぞの時は、しっかり願い事を心に秘めて参拝してみてください。

 

和歌山県・田辺市 「一願寺」(正式名称 福巖寺 )

ホームページ http://www.ichiganji.com/index.html