6月6日、小雨の降る和歌山では梅雨入りが発表されました。

例年よりは1日早い梅雨入りだったそうですね。

洗濯物が乾かなかったり、通勤がおっくうになるになるこの季節、梅雨明けも早ければいいのに、と願うところです。

さてさて、6月6日は梅の日と言うことで、一大産地の紀南地方では梅の収穫が本格化する中、いろんな催しが行われていました。

収穫梅の奉納

無病息災や平穏無事を祈念して田辺市の本宮大社や、みなべ町の須賀神社、京都の下鴨神社、上賀茂神社にそれぞれ青梅が献上されました。

神前に梅を供える起源となったのは、今から約460年前、雨が降らずに大衆の人々が困っていた為、時の天皇が6月6日に京都の上賀茂神社に梅を奉納し祈りました。そうしたところ、落雷とともに雨が降り始め、五穀豊穣をもたらして人々を飢餓から救ったことに由来します。『梅雨』という言語もこのことが来ているそうです。

学校給食で梅干しを食べる

最近よく言われる食育の一環で、和歌山県漬物連合組合から県内の全小学校255校に約6万5千個の梅干しが配布され、産地教育や梅の効能などについて学びました。

みなべ町では6月6日には梅おにぎりを食べよう!とポスターで町民に地消活動を呼びかけました。

関連画像(みなべ町ホームページより)

 

この他にも、JAや市町、梅関連企業などでつくる紀州梅の会では日本の主要青果市場や、政府首相官邸などで梅のPR活動がなされました。

では、そろそろお題の梅酒作りに。

パープルクイーンで梅ジュース作り

商品と一緒に入れてくれてある、パンフレットに簡単な作り方を書いてくれてあるので今回はそれに沿って作っていきたいと思います。

まず、パープルクイーンを1キロ分計ります。

次に水洗いし、花弁などが残っていたら取り除きます。

水洗いが済めば表面の水分を軽く水気を切ります。

軽く水気を取った後に小分け袋等に移して24時間以上冷凍します。

※凍らさずに作ることも可能ですが、24時間以上凍らせることにより、細胞が崩れてエキスの抽出が簡単にできます。パープルクイーン特有の色素もより鮮やかに出ます。

あらかじめアルコール消毒しておいたガラス瓶に凍ったままのパープルクイーンと氷砂糖をミルフィーユ状に交互に入れていきます。

これで仕込みは完成です。

あとは一日一回程度ガラス瓶を満遍なく揺すって、エキスの抽出を促進してやります。

約1週間で氷砂糖も溶けきり完成となります。

完成後は別容器に移して冷蔵保存します。

※完成したシロップを一煮立ちさせてから別容器に移すと滅菌でき長期間保存できます。

完成したパープルクイーンのシロップです!

4倍程度に水で薄めていただくことにより、初夏の清涼感を味わえる梅ジュースになります。

 

疲労回復に効果の高いクエン酸がたっぷりそのまま入っているので、家族で夏バテ知らずの夏を過ごせたらと思います。