農家さんからの新鮮な野菜が揃う産直のお店は、最近は大型の店舗も多く、取り扱いの品目も充実で、ちょっと買い足しといった使い方から、普段使いにも十分になってきました。
地元の人たちの利用はもちろんのこと、最近ではお土産ものを買う時に、その土地の新鮮な野菜をお土産にする方も多く、週末や行楽シーズンはたくさんの他府県ナンバーの車をみかけます。
和歌山県 田辺市にある産直市場に行ってきました
今回は田辺市内にある3つの産直市場をご紹介します。
JA紀南ファーマーズマーケット「紀菜柑(きさいかん)」
ファーマーズマーケット紀菜柑は、JA紀南が運営している産直市場です。
季節によって取り扱い品目は変わりますが、入った正面にはみかんなどの柑橘類が多く並べられており、柑橘類が充実している印象です。
各農家さんごとに、棚が仕切られており、たくさんの種類の柑橘類が置かれていました。商品と一緒に出されているPOPは農家さんの名前だけの
店名にあるように、JA紀南の約800名の出荷組合員さんらが作る野菜や柑橘類をメインとした果物、米、花、特産品の梅や備長炭が色々と売られています。
主力の梅干し、梅関連商品は、JAの商品が数多く並んでいました。
住所 | 田辺市秋津町752-1 |
営業時間 | 9時00分~18時00分 |
定休日 | 年末年始 |
?主な取り扱い品 | ?野菜、果実、梅関連商品、生花、米、紀州備長炭等 |
稲成町にある産直市場「よってって」は、15年ほど前から今の場所で営業しています。
一昨年に大きなリニューアルがあり、駐車場や買い物フロアーも増えました。契約生産者が作る農作物はもちろんですが、精肉店や鮮魚コーナーなんかも入っていて、まさに晩御飯の献立が全て揃うなと感じました。
2階は梅干しや梅関連商品の専門ブース、カフェコーナーになっていて、奥さんの買い物を待つ旦那さんにとってはとてもいい場所だと思います。
住所 | 田辺市稲成町270-1 |
営業時間 | 9時00分~18時30分 |
定休日 | 1月1日~3日 |
主な取り扱い品 | 野菜、果実、梅関連商品、生花、精肉、鮮魚等 |
秋津野直売所「きてら」
上秋津にある秋津野直売所きてらです。きてらは季節の柑橘類をメインなに売られている。
出荷生産者はあまり多くないですが、言い方を変えれば、多品目の柑橘類を迷わず手に取れると思います。店内では季節の柑橘を絞った100%のジュースを飲むことが出来て、売店の隣にある、いこら茶屋は会津川を見ながら落ち着けるカフェです。
住所 | 田辺市上秋津1487-1 |
営業時間 | 9時00分~16時30分 |
定休日 | 無休 |
主な取り扱い品 | 梅干し、柑橘類、松茸等 |
今回、3件の産直市場を巡り、数年前まで産直市場と大きく変わっていると感じた。 昔のイメージは、地元の新鮮な野菜が安く売られている。それくらいの印象しかなかったですが、よくよく考えれば、売られている野菜の種類は今ほど多くなかったと思います。農家さん自身が、他の農家さんとの差別化を図るためにちょっと変わった品目や、農法を変えて栽培していると出荷農家さんは言っていました。
紀菜柑は店頭販売のみに限らず、農園に出向いての体験農業イベントや、地元高校生とのコラボイベントなんかも催されている事もあり、県内外のお客さんがお買い物を楽しんでいる風な感じでした。
よってっては、鮮魚、生肉等、今まではスーパーに行かないと買えなかったもの(地元に無い野菜なんかも含めて)とにかく品揃えが凄かった。350アイテムがある梅関連ブースなんかも見ていると楽しかったです。どちらかと言えば、地元のお客さんが多そうでした。
きてらは、立ち寄った時間が午後と言う事もあるかもしれませんが、カフェに立ち寄ったお客さんが、お買い物をされている印象でした。売られている野菜は少なかったですが、一番安く売られていたと思います。
どの店舗も、晩柑の種類が豊富に品揃えされていて、初めて聞くような種類もありました。今度は、その晩柑類の特徴についても調べてみたいと思います。
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